表現力とは?あいまいな言葉をあえて具体的にしてみる

表現力って結局何なの?という疑問を解決するのがこの記事です。やみくもに説明していくのも想像しずらいと思うので、今回はLIVEDAMのカラオケ採点『精密採点DX』をもとにして説明していきたいと思います。精密採点DXの点数を上げるための記事ではないので注意してください。



表現力とは?あいまいな言葉をあえて具体的にしてみる

表現力という言葉は、言葉としては具体的ですが想像するものはどうも抽象的ですよね。高い音が出せたら良いのか、強弱がつけれたらいいのか、ビブラートができたらいいのか…何したらいいのかわからない人がほとんどだと思います。精密採点DXの表現力の項目には、抑揚、こぶし、しゃくり、フォールがあります。この4項目を使って、今回は喜怒哀楽に対応したテクニックを具体的にしていこうというものです。例えば、「涙があふれそうだけどこらえる→ビブラートで表現」などです。

抑揚、こぶし、しゃくり、フォール、ビブラートとは?

まず、抑揚、こぶし、しゃくり、フォールについて説明していきます。

抑揚
抑揚とは、ざっくりと言ってしまえば声を変化させることです。人と喋っていても相手の人が棒読みだと感情は読み取れないですよね。抑揚つけるには、声質を変化させる場合と、声量を変化させる場合があります。声質は、「お母さんが電話でだれかと喋っているとき」を想像すると分かりやすいです。声量は、「怒っているときは声が大きくなるとき」を想像すると分かりやすいと思います。抑揚があることで場面が想像できますよね。
こぶし
音程を短い時間で上下に揺らすことをこぶしといいます。演歌でよく使われているみたいですね。JPOPでは、「この人力入れて歌ってんなぁ」と思うフレーズがあれば、こぶしになっていることがあります。/box] 本来の音より、少し遅れて下から音をしゃくり上げる技法のことです。しゃくり上げることがしゃくりの由来ですね。カラオケで採点をしていると、自分が意図せずしゃくりが出てしまう場合はしゃくり癖がついている場合があります。
フォール
本来の音から、滑らかに低音に下げていく技法です。しゃくりの逆、と言ってしまっても問題ないかと思います。
ビブラート
ロングトーン(音を長く伸ばすこと)を途中から周期的に揺らす技法をビブラートといいます。音を揺らすことはこぶしと似ているのですが、周期的であること、長く伸ばすことがこぶしとは違います。余談ですが、カラオケでビブラートになっている=うまいという風潮が最近見受けられますが、不安定なことから意図せずしている人もいて、ビブラートができる=うまい出ないです。やたらめったらビブラートするのも間違いなので注意してください。

喜怒哀楽を具体的にしてみる

先ほど、説明した、抑揚、こぶし、しゃくり、フォール、ビブラートを今度は喜怒哀楽に落とし込んでみます。言葉は違えど、普通は歌詞は喜怒哀楽で構成されているのであとは当てはめて歌えば表現力がある歌が歌えるだろう、という算段です。ビブラートをあえてかけない、単純なロングトーンの場合も付け加えています。※あくまで一例です、あなたの感性で当てはめることが大事です。
まず、ポジティブな感情の嬉しい、楽しいについて解説していきます。嬉しい、楽しいについてはまず違いを明確にしておかないと説明していくのは難しいですね。
引用≪goo辞書
嬉しい:1.物事が自分の望みどおりになって満足であり、喜ばしい。自分にとってよいことが起き、愉快で、楽しい。
    2.相手から受けた行為に感謝しているさま。ありがたい。かたじけない。
楽しい:1.満ち足りていて、愉快な気持ちである。≫
嬉しいは、結果に焦点が当てられている言葉ですね。「自分が努力→結果が実る→嬉しい」、「相手から行動→嬉しい」もっと分解するとこんな感じでしょうか。湧き上がる、なんともできない気持ちですね。
楽しいは、過程に焦点が当てられている言葉です。「ゲームをする→楽しい」分解するとこんな感じです。こちらも、湧き上がるなんともできない気持ちなわけですが、違いは一気に込みあがるのが嬉しい、湧き上がる気持ちは薄いけど、継続性があるのが楽しいでしょうか。
これらをを考慮して抑揚、こぶし、しゃくり、フォール、ビブラート当てはめていきます。
  • ”喜”嬉しい
    ポジティブな感情なので、基本的には明るい声質で、はきはきと言葉を発音していきます。
    湧き上がる気持ちなので、嬉しい意味の歌詞が出てきたら、しゃくりで一気に明るい声質にするのもありだと思います。
  • ”楽”楽しい
    こちらも同様に、ポジティブな感情なので、基本的には明るい声質で、はきはきと言葉を発音していきます。
    ”継続性”に焦点が当てられているので、しゃくりやフォールを使わず、明るい声質をまっすぐと保ちます。ビブラートもあまりかける必要はないかもしれません。
次に、ネガティブな感情の怒り、悲しみについてです。この二つは、違いは分かりやすいと思うので意味だけ下に書いておきます。
引用≪goo辞書
哀しむ:心が痛む思いだ。悲しく思う。また、なげかわしく思う。
怒り:1.腹を立てる。おこる。憤慨する。
   2.激しく動く。荒れ狂う。≫
  • ”怒”怒り
    ネガティブな感情ですが、荒れ狂っているので怒りは強めの声質、大きな声で歌っていくのが良いと思います。
    こぶしなんかも積極的に使っていきましょう。
  • ”哀”哀しい
    ネガティブな感情なので、声質は弱め、暗めが良いですね。ロングトーンでは積極的にビブラートを使っていきましょう。哀しいフレーズは、発声をあえて不安定にして、演出するのもよいかもしれません。
以上で表現力の具体化の説明は終わりです。じゃあ具体化ができたら次は練習なわけですが、取り入れ方を説明していきます。
注意
ここまで、表現力を具体化してきましたが、なぜ曖昧になっているのかというと受け手次第という事実もあるからです。ただ、人によってそこまでずれはないと思うので具体化してみるというのは全然ありなことです。




具体化→練習に取り入れてみる

歌詞に対しての行動(抑揚、こぶし、しゃくり、フォール、ビブラート)がわかれば今度は、[歌いたい曲 歌詞]で検索して、曲に対して研究をしていきましょう。

歌いたい曲の研究方法

まず最初に、歌詞を全部ノートに写します。パソコンなどを使ってワードで作ってもOKです。次に、歌詞を全部移したら、歌詞をどう歌いたいか歌詞の下に記入していきます。どうしたらいいかわからない人は、原曲を真似したらいいと思います。聞きこんで、ここはこぶしを使ってるな、このロングトーンはビブラートを入れているななどを記入していきます。これで、あなたのオリジナルの歌詞帖ができるわけですね。あとはこれをカラオケにもっていって、その通り歌えばある程度表現力がある歌になるでしょう。ただ、技術の基盤がまだできておらず、ビブラート、こぶし、しゃくりなどができない可能性はあるので、練習と並行して進めていく必要はあります。

録音は必ずしておく

歌詞の研究をして、抑揚、こぶし、しゃくり、フォール、ビブラートを当てはめることができたら録音して聞いてみることをお勧めします。理由は、あなたの声をあなたが聞くのと、他人が聞くのでは大きく聞こえ方に差ができるからです。自分ではできている!と思っても録音したら、何だこの下手な歌は…となるのはよくあることです。基本的に自分の声って、気持ち悪く聞こえるのですがそれについてはまたどこかで書きたいと思います。録音で探す場所は、急に声量が大きくなったり、逆に声量を変えなさ過ぎて棒読みになったり、曲に声質があっているかどうかなど探すところはたくさんあります。



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